クラウドバンクの利回りはどう?他の投資利回りと比較してみた。

クラウドバンク 利回り

クラウドバンクって利回りが高いけど、安全性はどうなのか不安。
クラウドバンクに投資する時に何を気を付けたらいいのか分からない。

銀行の金利と比べると、かなり高いクラウドバンクの利回り。
興味はあるけど、利回りが高いと騙されていないか不安になります。

この記事では

  • 実際に投資して利回りが高かったのか?
  • 他の投資と比べクラウドバンクの実利回りはどうか?
  • どういうポイントでファンドを選ぶ?

が、わかるように説明しています。

クラウドバンクでの投資を迷っている人、検討している人は読んで見てください。

目次

「クラウドバンク」のファンドの利回りを調べてみた

「クラウドバンク」の平均利回りは6.80%

クラウドバンクの平均利回りは6.80%です。(2021年3月末までの1年間に運用終了した税引前のファンド実績値)

銀行の定期預金が0.002%(2021年10月15日現在の三菱UFJ銀行スーパー定期預金)と比較するとかなり高い利率です。

クラウドバンクでは投資家から集めた「お金」を企業への融資などで運用します。
その運用で得た利益を分配金にするので、実際に運用してみないと結果が分かりません。

>>クラウドバンクで実際に投資した結果を別記事で公表しています。

募集時の利回りは「目標利回り」

クラウドバンクでは、募集時の利回りが約束されているわけではありません。

「目標利回り」と言って、この利回り目指して運用してみます、という利回りです。

それでも、今だけの数字ではなく、「過去の実績」の平均がこれだけ高い利回りだというのは、安心できますね。

「株式投資」の利回りと比較すると?

日経平均での配当利回りを調べてみると、2021年9月末で1.96%でした。

日本株式市場との利回りを比較ですが、株式は「値上がり↑」「値下がり↓」があります。

株式投資の利回りは、購入した時の株価に影響を受けます。
例えば、50円の配当があるA社を株価が500円で買った場合と、1,000円で買った場合を比べてみましょう。

株価500円で購入した場合
50円(配当)÷500円(株価)=10%(利回り)

株価1,000円で購入した場合
50円(配当)÷1,000円(株価)=5%(利回り)

同じ企業の株式でも、これだけ利回りが変わります。

いつ株式を購入するかが、株式投資で高利回りをゲットするポイントです。

債券投資の利回りと比較すると?

国債の利回りは10年もので、0.09%程度です。(2021年10月現在)

少し物足りなさを感じる人もいるかも知れません。

それであればクラウドバンクへ分散投資するのもありです。

クラウドバンクでの投資も値動きがないため、債券投資と同じようにほったらかしで大丈夫。
さらに、現時点では元本償還率は100%です。

債券投資をする予定の30%程度の金額を、クラウドバンクで利回りの高いファンドに投資する。
この組み合わせでリスク分散して高利回りがゲットできる。

クラウドバンクのファンドでで利回りが高いのはコレ!

クラウドバンクで高利回りのファンドには、「中小企業支援型ローンファンド」や、「バイオマス発電ファンド」などがあります。

中小企業支援型ローンファンド
資金を必要とする国内中小企業への支援を目的としたファンド。



バイオマス発電ファンド
バイオマス発電事業にかかる権利を取得し、発電所の開発を行うための資金を集めるファンド。

これらのファンドの利回りは、5~6%程度です。
今まで比較した投資方法とクラウドバンクでは、利回りにかなりの差がでますね。

クラウドバンクのファンド、選ぶポイントはこれ!

クラウドバンクのファンドに投資する際、「お金を増やしたい」「使う予定があるので、それまで運用したい」など、状況によって投資するポイントがあります。

利回り重視

株式投資などと比較してもかなり高い利回りで運用することが可能でした。
そんなクラウドバンクでは、とにかく利回りが高いファンドを選ぶということもおススメです。

3~6%程度の利回りのファンドが募集されています。

利回りの高いファンドへの投資を中心に投資して、リスク分散のために他のファンドに資金を分けることも考えてみましょう。

期間重視

クラウドバンクのファンドでは、運用期間にばらつきがあります。

数か月から2年程度まで、幅広い運用期間から自分に合ったものを選ぶことが可能です。

「しばらく使うことのないお金」は、なるべく長いファンドを選んで長く運用する。
「使う予定があるお金」は、短いファンドに投資して償還したら、また次のファンドに投資する。

自分の投資スタイルに合ったファンドを選んでみましょう。

投資対象重視

クラウドバンクのファンドは、プロジェクトも様々です。
地球にやさしい

  • 太陽光発電
  • 風力発電
  • バイオマス発電

や、不動産を買うためのファンド、資金を必要とする中小企業への支援を目的としたファンドなどがあります。

単純に「お金を増やしたい」ではなく、環境に配慮した「バイオマス発電」に貢献したい、そんな気持ちで投資先を決めるのもOKです。

クラウドバンクの投資で注意すること

「払戻金」「配当」は再投資するとより効率的に資金活用できる

クラウドバンクでは、毎月分配金を受け取ることができます。
分配金だけでなく、投資した元金が早期償還などで予定より早く入金されることがあります。

よくあるのが、「分配金」や「元金」がクラウドバンクの口座に放置したままになることです。

放置したままだと「配当」や「金利」はまったく入ってこないので、すぐに他のファンドへ投資すれば「お金」を効率的に運用できます。

「クラウドバンク」の口座に放置したままにならないように注意しましょう。

>>クラウドバンクの分配金はいつもらえる?再投資のために分配金のタイミングを確認しておく

色々なファンドに分散投資する

クラウドバンクでの投資は、元本が必ずかえると保証されているものではありません。
どのファンドでも一定のリスクがあります。

ファンドにそれぞれ説明されている内容から、主な投資先などが分散するようにしておくといいですね。

■ファンドの種類
太陽光発電ファンドや先進国ローンファンドなど、ファンドの種類を分散する

■投資する時期
まとまったお金を一度に投資するのではなく、数回に分けて投資する

■運用者
クラウドバンクだけではなく、他のクラウドファンドなどにも投資をする

リスクを分散する方法はいろいろとありますね。
大切なお金を守るためにも、リスク分散をすることは必須です!

きっちりファンド内容を確認する

クラウドバンクで募集されているファンドは、それぞれ運用内容やリスクが違っています。

  • 主な投資先の事業内容や財政面
  • 担保や保証はしっかりしているか
  • 具体的なリスク
  • 注意事項

こういった内容はひと通り確認するようにしましょう。

運用期間が長いとリスクが高い

クラウドバンクでは運用期間の異なるファンドが募集されています。

長い運用期間のファンドでは、長く運用ができる反面、「そのお金が拘束される」というデメリットもあります。
運用が始まってしまうと、途中解約による返金はできません。

それに、あまりにも長い期間だと市況や税制面などが変わってくる可能性もあります。
こういったことを考えると、短いファンドを選ぶというのもリスクを下げる方法なのかもしれません。

ぼくは1年前後のファンドにしか投資していません。

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この記事を書いた人

普通のサラリーマン。だが投資額は1,000万円を超えている。

投資でお金を増やすことに興味はあるが、常にチャートや
売買取引をするのが面倒なので「ほったらかし投資」を実践

年間で数十万の利益は出している。

投資経験のない初心者や、経験はあるがガッツリやったことの
ない初級者向けに「ほったらかし投資」のやり方と実績を公開

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