「クラウドバンク」という会社を検索をすると「やばい」とか「怪しい」という言葉が出てきます。
クラウドバンクって投資して安心?
過去に行政処分を受けたらしいけど、本当に大丈夫な会社なの?
と投資する前に不安に感じてしまいます。でも、クラウドバンクは大丈夫です。
この記事ではこういった不安を解決するため 、ぼく自身とクラウドバンクへの投資経験から
・クラウドバンクのメリットやデメリット
・どのような行政処分を以前に受けて、会社はどのような対応をしたのか?
・どのように始めたらいいのか?
を説明します。
クラウドバンクで「損した」口コミ をまとめました。

実際にクラウドバンクを行っている人の感想や口コミをまとめました。
・口座の開設が簡単だった
・アプリが使いやすくて良い
・値動きの確認をしなくていいから楽
・銀行に預けるより儲かるので良い
・いままで一度も損をしていない
・分配金が毎月でて、お小遣いをもらっている気分で嬉しい
・保証と担保がついている案件も多く安心して投資ができる
ネガティブな口コミはなし
ツイッターやサイトの口コミなどを見ていると
「クラウドバンクをしていて損をした」という言葉は見かけませんでした。
元金がきっちり戻ってきて、分配金もしっかりもらえて、「安心できる」「嬉しい」という言葉が多かったです。
それは「クラウドバンクのメリット」で説明しますが、クラウドバンクは元本回収率100%だから、多くの人が安心して投資をしています。
>>クラウドバンクは怪しい!?クラウドバンクで損した人がいないか徹底的に調べてみた結果がこちら
結構重要なサイトの操作性
見逃しがちなのが、サイトの操作性です。操作性が良いのは重要です。
証券会社によっては「見たいもの」「確認したいもの」がすぐ見つからないサイトもあります。
ストレスなくスムーズに投資を行えるのは、ポイントのひとつです。
クラウドバンクのメリット
具体的にクラウドバンクにはどのようなメリットがあるのか解説します。
元本回収率100%なので安心
クラウドバンクは、2013年事業を開始して現在(2021年8月)まで貸し倒れはありません。
もちろん今まで貸し倒れをしたことがないからと言って、今後もないとは言えません。 しかし、案件に「保証」や「担保」をつけて元本を回収し、投資家に損害が出ないようにしています。
利回りが平均6.8%と高利率
クラウドバンクの利回りは、ファンドを見ると4.6%~8.0%辺りです。
他のソーシャルレンディング会社の利回りは、低いところで2.5%くらい、高いところで10%以上の 案件を扱っているところがあります。
利回りがあまり低いと利益を感じにくいですし、逆に利回りが高いとリスクも上がります。
クラウドバンクの利回りは、他のソーシャルレンディング会社の中間で、丁度良い利回りを扱っています。
資産価値が減らない金取引も手軽にできる
クラウドバンクでは、購入単位1000円から「金」の取引もできます。 購入時に税込み1.65%の手数料がかかるものの、その後の保管料や売却手数料は発生しません。
金は「株式」などと違い資産価値が「ゼロ」にならない超安心・実物しさんなので、資産として一部、持っておくことは良いことです。
スマホでも可能に投資ができる
クラウドバンクでは、スマホの専用アプリがあります。
パソコンの操作が苦手という人には、スマホで手軽に確認や投資ができるのはメリットですね。
少額でも投資ができる
クラウドバンクは、最低1万円から投資が可能です。
金額が少なければ、万が一貸し倒れなどが出た場合も損失は少ない金額で済むので、投資の経 験が浅い人でも始めやすい金額です。
毎月配当がある
クラウドバンクは基本、毎月分配金がもらえます。
評判のところでも紹介しましたが「分配金が毎月でて、お小遣いをもらっている気分で嬉しい」と いうような声もよく見かけました。
ただし、案件によっては3か月利息据え置き、6カ月利息据え置きのものがあります。 投資をする前にしっかりと確認が必要です。
投資したあとはほったらかしで運用できる
ソーシャルレンディングは、投資家からお金を集め、そのお金を企業に貸し付け、その際の利息 の一部が分配金として投資家の利益になったり、仲介手数料としてソーシャルレンディング会社 の利益になったりします。
株のように「売買なし」「価格の変動なし」。 投資をしたあとは、何もする必要がなしです。
>>クラウドバンクで投資を始めるには口座開設から。必要な資料一覧はコチラ。
3.クラウドバンクのデメリット
ググると”クラウドバンクだから”というデメリットは見つかりませんでした。
”クラウドバンクだから”というものではなく「ソーシャルレンディング」または「 投資」をする上でのデメリットです。
元本割れをして損をする可能性も!?
メリットの元本回収率100%の項目では、”保証や担保をつけて元本を回収し、投資家に損害が 出ないようにしている”と解説しました。
これは、あくまでも企業努力によって、回収率が100%に保たれているというだけ。
「保証」や「担保」があっても、元本が100%保証されているわけではありません。



「保証」や「担保」があっても、元本が100%保証ではありません!
「元本が0円」とはならなくても減額する可能性もあります。 投資をする上で元本割れのリスクは、考えておかなければならない重要なことです。
運用中は投資資金がロックされて途中で解約することはできない
運用中は途中で止めることができないことは、クラウドバンクに限らずソーシャルレンディング全 てに言えることです。
投資をする際は、余剰資金で行うことが基本です。 特にソーシャルレンディングのように途中で解約できない投資では、運用中に万が一トラブルな どに遭い、まとまったお金が必要となった場合、困った状況に陥ることになりますので注意が必 要です。
融資先の情報が明らかになっていない案件もありリスクが高まる可能性がある
クラウドバンクは、企業の了承を得られた案件のみ、借りる側の企業の情報を公開しています。
企業の情報開示に関しては、ソーシャルレンディング会社によって対応はさまざまです。
全ての案件に対して情報開示しているところもあれば、逆に情報開示を全くしていないところもあります。
企業の情報が開示されていないということ・・・
よくわからない相手にお金を貸すということです。 お金を期限までに返済しない相手かもしれません。
また、匿名であることをいいことに不正をしようと考えている相手かもしれないのです。
情報を開示しようとしない企業=悪い企業とは断言はできません。 しかし、お金を貸す相手のことが詳しく分からないということは、損失する可能性が高まるのです。
クラウドバンクの案件は、情報が開示されているもの、されていないものがあり注意が必要です。
過去に行政処分を受けたにも関わらずクラウドバンクが人気の理由
ソーシャルレンディングの比較サイトを見ると、必ずクラウドバンクがおすすめの上位に入っています。
なぜ過去に行政処分を受けたにも関わらず、クラウドバンクが人気なのでしょう? 処分を受けた後のクラウドバンクの対応に、人気のヒントがありそうです。
行政処分の内容
クラウドバンクは過去に2015年(平成27年)と2017年(平成29年)の2回、行政処分を受けていま す。
1度目の行政処分の内容は
- 分別管理を適切に行なっていない状況
- 顧客に対して必要な情報を適切に通史していないと認められる状況
「分別管理を適切に行っていない状況」とは
クラウドバンクの業容拡大に伴い、増大するクラウドバンクの取引データを発生当日内に、既存の証券システムに取り込むことが追いつかない状態となり、その結果、第一種業務及び第二種業務に係る顧客預かり金残高を正確に把握できず、一時的に適切な分別管理ができていなかったというものです。
「顧客に対して必要な情報を適切に通知していない状況」とは
上記の証券業務システムへのデータ取込が遅れたことによって、一部のお客様の預り金の情報が不正確な状態にある中で「取引残高報告書」が交付されていたというものです。
要するに業容拡大によって、増えたデータへの取り込みが追いつかない状態となり、顧客の預り金残高が正確に把握できず
・するべき義務の分別管理ができていなかったこと
・不正確な取引残高報告書を交付してしまった
ということです。
2度目の行政処分の内容は
- 平成28年1月から同年7月に融資を募る際の説明と違う事業会社に融資をしていた。
- 平成26年5月から平成27年5月に行った「手数料還元お客様キャンペーン」の手数料を還元していなかった
「関東財務局 日本クラウド証券株式会社に対する行政処分について」より引用
処分を受けた後のクラウドバンクの対応
1度目の処分に対しての対応
・人員を増やし、適材適所に人員を設置し、担当部署の責任を明確にすることによって、業務管理を強化
・業務系システムのアップグレードと管理系システムの変更 素早く、システムと人員の改善に努めたようです。
2度目の処分に対しての対応は
・平成28年6月に各役員(代表取締役・営業担当取締役・財務経理担当取締役)の交代
・関連する全てのファンドの投資金は、平成29年年2月21日付で投資者に全額償還
・ファンド募集時の説明に誤りが生じない体制に業務を改善
・キャンペーン対象者に対しての手数料の還元は、平成29年3月7日付で実行し、支払い済み。2度目の場合、平成29年6月の行政処分を受ける前に、上記の対応を速やかに行っています。
「クラウドバンク 関東財務局による行政処分について」より引用
行政処分を受けるような業務を行ったことは、責められて当然ですね。
しかし、利用している投資家は、”その後にどのような対応をしたのか”を重要視し、素早い対応をしたクラウドバンクを評価しているようです。
クラウドバンクの始め方
クラウドバンクを始めるには、まずは無料の専用口座を開設する必要があります。 開設のやり方は、とても簡単です。
各種書類等提示がありますので、以下の書類を用意します。 ・本人確認書類(運転免許証・健康保険証など) ・マイナンバー
PCから申し込む場合、先にPCに画像をダウンロードしておくとスムーズです。
口座開設のお申込み
「クラウドバンク」の公式サイトで「今すぐ口座開設」をクリックします。
「メールアドレス」と「パスワード」「秘密の質問と答え」を入力 。
氏名・住所や出金先の銀行口座など、口座開設に必要な項目を入力する。同意を求められる約款などを確認し同意にチェックを入れる。
口座開設に必要な「本人確認書類」や「マイナンバー」をアップロードする。スマホでアップすることができる
「クラウドバンク」側で審査が行われる。最短1営業日で審査が完了する。
*記載内容や書類に不備がある場合は審査に時間が掛かるので注意が必要
「審査」が完了すると「口座開設審査完了通知書」がクラウドバンクから届く。届いたら「マイページ」にログインして「初めてログインされるお客様」とポップが出たら「口座開設審査完了通知書」に記載された8桁番号を入力
口座開設完了すると専用口座に入金します。あとは好きなファンドを選ぶだけ。
クラウドバンクで「損をした」まとめ
クラウドバンクは、最低1万円からと気軽に投資ができ、株などのように値動きを気にする必要もなく、投資初心者にも始めやすいです。
2回の行政処分を受けても、直ぐに業務の改善を実施し、また今までに元本回収率100%を維持し、利用者の信頼を裏切らないよう努力している企業と言えます。
投資には、必ず元本割れなどリスクがあることを忘れずに行うことが重要です。
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