
・ファンディーノに投資を考えてるけど、よく理解してないから不安
・過去に投資したひとの率直な意見や評判を聞きたい。
・ファンディーノに投資を考えてる人でなんとなく不安を抱えてる。
その気持ちわかります。自分のお金を投資するので、損しないか心配になりますよね。
この記事ではこれまでファンディーノで5社に投資している僕の経験と、他の投資家の評判から「ファンディーノ投資」のデメリットをお伝えします。
これから投資する人に気をつけて欲しいことをまとめておきます。
ぼくが投資している企業5社
・株式会社グッドラックスリー
・株式会社Sky NOW
・ルセットナイン株式会社
・株式会社ビズリンク
・FTI JAPAN株式会社
ファンディーノ(FUNDINNO)のデメリット
ファンディーノにはデメリットがあります。
「ファンディーノ」に出資して得た「株式」は売買しづらい



一般的に「株式」というと証券取引所で売って現金化できますが、ファンディーノの場合はできません。
たとえばファンディーノで投資した企業が「買収」されたり「上場」すると、買収する企業側から「株を○○円で買い取らせてくれませんか?」と聞かれます。
そのとき、はじめて売ることができます。一般的な株式の売買できないので、いつでも現金に換えることはできません。
2022年12月追記
「ファンディーノマーケット」という、非上場株を売買するプラットフォームができました。
選ばれた企業の株式だけですが、自由に売買することができるようになりました。
投資した資金が長期間拘束される。



投資した資金は企業が「上場」や「買収」されれば現金になりますが、ならなければずっと株式のまま保有します。
いつ「上場」や「買収」されるかは分かりません。上手く行けば1年半後かも知れませんし、10年後かも知れません。
なので投資するお金は近々、使う予定のないお金にしましょう。
「上場」や「買収」されなければ「リターン」はない



投資した企業が「イグジット」といわれる、証券取引所に上場したり、ほかの企業に買収されると保有している株式を買い取ってくれます
もし、されなければそのまま保有することになります。
投資した企業が成長するかどうかで「リターン」の有無が分かれます。
もし投資した企業が倒産すると、投資したお金は返ってきません。またリターンが大きいかといえば微妙な感じがします。
別記事に過去にどれだけリターンがあったのかまとめてます。


過去のリターンの実績をみると投資額の1.25倍〜1.75倍になってます。ハイリターンと言い切れない部分があります。
企業の倒産リスクが高い
通常の株式の売買は上場企業と言って、事業も上手くいって利益も上げてる、”安定”している企業に投資します。
でも、ファンディーノの場合は”ベンチャー企業”と言われる規模も小さく、”可能性”を秘めた事業なので、安定という意味ではリスクが高いです。


最低投資額が高い



ファンディーノは最低投資額は約10万円です。
ファンドによって1口9万円だったり12万円だったり色々で、纏まった投資資金が必要になります。
「クラウドクレジット」や「クラウドバンク」は1万円から。「FUNDS(ファンズ)」は1円から投資することができます。
投資経験がなかったり、浅かったりすると10万円はハードルが高いと感じるかもしれません。
配当がもらえない



一般的な株式投資では3ヶ月や半年、一年に1回配当が貰えます。
でも、ファンディーノでは配当はもらえません。
なぜなら、ベンチャー企業という駆け出しの企業のため会社の経営に余裕がありません。
多少、黒字になっても会社を大きく、事業を大きくするためにお金を使うので、投資家に配当として分配しません。
投資信託の毎月配当をイメージしている人は、配当はないので期待しないでください。
投資上限が1社50万円
初心者の人がたくさんの資金を投資することはないと思いますが、投資の上限が決まってます。



ファンディーノは出資額の上限が、1社あたり50万円と上限が決まってます。
まとまった金額を投資したい方は、複数の案件に分けて投資する必要があります。
人気案件はすぐに募集締め切りになる



人気のあるファンドは応募が殺到してすぐに募集締切になります。
投資家もこの企業は伸びる、と言うのが感覚的に分かってるので、そんな案件は数分で満額になります。
申込みは先着順なので、遅れれば申し込みすることはできません。
事前にいつ募集開始かは公表されるので、開始タイミングを逃さないよう応募しましょう。
投資家登録が厳しい
ファンディーノで投資をはじめるには「投資家登録」が必要になります。ただ、これが厳しく登録後に審査がありパスしないと投資ができません。
ファンディーノでは審査基準があります。
- 1年以上の有価証券の売買等の投資経験がない方
- 金融資産を300万円以上保有されている方
- 投資資金の性格が生活費、借入金、使徒確定金等の方
- 年齢が満20歳以上、80歳未満の方
なぜ投資家登録が厳しいのか?
ファンディーノは一般的な証券会社で売買する株式とは違い、「未公開株」と呼ばれる市場で取引されない株です。
カンタンに現金かや売ったりできない、最悪は未公開のままで終わって投資資金が返って来ない可能性もあります。
ある程度の投資経験がないと判断できないこともあるので、厳しい審査基準があります。
「FUNDINNO MARKET」が新しく創設される


2021年12月8日からベンチャー株式のセカンダリーマーケット「FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)」のサービス提供を始めます。
いままでファンディーノで投資をすると「上場」「M&A」をするまで投資家は株式を保有するしかありませんでした。
「FUNDDINNO MARKET」では個人投資家間での売買取引ができるようになるので、上手く行けば長期保有しなくてもいい可能性があります。
デメリットはあるが多くの人が投資家登録しベンチャーに投資している


ユーザー数は82,893人に達しています。
- 10万円程度からベンチャー企業に投資できる
- 大きなリターンが期待できる
- 投資した企業の成長を楽しめる
日本はこれから伸びる分野がたくさんあります。「IT業界」「エンタメ業界」「EC業界」テレビの時代は終わり「ネットフリックス」や「ダゾーン」が台頭し、ネットを通じて商品販売やサービス提供をします。
こういうベンチャー企業が出てきたら”即買い”ですね。かならず波に乗ると思います。
本当にデメリットばかりで危ないのであれば、これだけの人が投資はしないです。それだけ大きなリターンの可能性を秘めたサービスなんです。
ファンディーノ(FUNDINNO)に向いてるひと
大きなリターンが欲しい人
今までのリターンの実績は大きくありませんが、これからもそうとは限りません。
ベンチャー投資の魅力は、やはり大きなリターンを得られる可能性があることです。



ただし、大きなリターンは魅力的です、でもファンディーノだけで投資をすることはやめましょう。
ファンディーノだけに投資することはオススメしません。1社か2社だけでも投資しておき、将来の大きなリターン狙いつつ他の金融商品にも分散投資しておきましょう。


税制面で優遇を受けたい人
ベンチャー企業の投資になりますので、国の「エンジェル税制」が受けれます。
「エンジェル税制」とは
簡単に言うと投資したら、その金額を控除できるので結果として、所得税や住民税が安くなります。
僕も確定申告のときに控除の手続きをして節税しています。
投資+節税で賢い投資家です。
ただし、すべての案件が「エンジェル税制制度」が適用するわけではありません。
案件の詳細に記載されてますので、確認してください。


ファンディーノ(FUNDINNO)をはじめる準備はまず投資家登録から(無料)
ファンディーノに興味が出てきたら、まず投資家登録しておきましょう。
投資家登録の申し込み手続自体は10分ほどで完了します。


申し込み手続きは10分ですが、投資家登録されるまで時間は掛かります。
もし魅力的な投資先が出てきたら、投資家登録していないと投資できないので先に手続きはしておきましょう。
株式投資型クラウドファンディングの比較
株式投資型のクラウドファンディングは他にもあります。
- イークラウド
- CAMP FIRE(キャンプファイヤー)
- Unicorn(ユニコーン)
それぞれの特徴をまとめます。
イークラウド


・2020年6月開始の新しいサービス
・スマホで投資家登録が完了できる(郵送の手続きがない)
・投資家が少ないので、案件の争奪戦がない募集している案件も少ないイグジットの実績はなし
キャンプファイヤー


・2020年8月開始の新しいサービス
・テクノロジー系のベンチャー企業案件が多い
・人気の案件は争奪戦が激しい
・イグジットの実績はなし
Unicorn(ユニコーン)


・ユニコーン2019年に開始のサービス
・これまで14案件の募集があったがイグジットの実績はなし
僕がファンディーノ(FUNDINNO)を安心と思った理由
投資型クラウドファンディングで「ファンディーノ」だけリターン実績あり
株式投資型クラウドファンディングで過去にリターンの実績があるのは、FUNDINNO(ファンディーノ)だけです。
投資の目的はリターン(お金が増えて欲しい)が欲しいから始めました。
他の株式投資型クラウドファンディングは、上場や買収の実績がなかったので、唯一あるファンディーノに決めました。
案件の豊富さでもファンディーノが1番だった
案件の数がファンディーノは多かったです。
株式投資型クラウドファンディングは事業に投資するので、将来、発展する事業かどうか判断が必要です。
ファンディーノはさまざまな分野の事業から選択できたので、ファンディーノでの投資に決めました。
ファンディーノ(FUNDINNO)のまとめ
ファンディーノの投資は、証券会社を通じて「トヨタ自動車」の株を買う株式投資と違います。
- 株価上昇の収益なし
- 配当もなし
- 売りたいときに売れない
少しハードルが高そうですが、大きくリターンが得られる可能性が魅力の投資です。
ファンディーノを中心に投資をするのはオススメしません。
かならずファンズやクラウドクレジットなどにも分散投資しつつ、ファンディーノにも投資をして、大きなリターンを目指す戦略で行きましょう。
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