FUNDINNO型「新株予約権」をわかりやすく解説!!

ファンディーノ 新株予約権

・ファンディーノの新株予約権って何?
・ファンディーノの新株予約権について理解したい
・「株式」を取得するより「新株予約権」を持つメリットは?

ファンディーノの「新株予約権」公式ページの説明を読んだけどよく分かりませんでした。普通の株式取得と何が違って、どんなメリットがあるのか?

  • 普通の株式取得と何が違う?
  • どんなメリットがある?

この記事では「ややこしい言い回し」や「専門用語」は省いて、だれでもカンタンに理解できるように纏めました。

ファンディーノで投資する前にぜひ読んでください。

目次

「新株予約権」をカンタンに説明

「新株予約権」とは出資した企業の「株式を受け取る権利」です

ファンディーノである企業に投資したらその企業の”株式”を受け取ります。
新株予約権は企業に投資したら、”将来に”その会社の株式を受け取る”権利”を得ます。

  • 株式を受け取る
  • 将来に株式を受け取る「権利」を得る

ちがいです。

投資した時点で取得したのは「権利」なので、「株式」は持ってません。もちろん「株主」でもありません。

その「権利」はどうするの?

「権利」は新株予約権を発行した会社(投資した会社)に対して行使すると、株式が受け取れます。

「権利」は持ち続けても意味ありません。行使して「株式」を受け取らないとリターンがありません。

FUNDDINO 新株予約権

権利行使するタイミングが決まっている

権利は得たものの、いつでも行使できるわけではないです。タイミングは以下の4つのタイミングです。

好きなタイミングで「権利行使」はできません。

IPOしたとき

投資した企業がIPO(株式取引所に上場)したら、権利を行使した株式を受け取ることができます。

M&Aしたとき

投資した企業が、他の企業に買収されるときに権利を行使して株式を受け取ります。

I POと違うのは、投資家が受け取った株式は他の企業に株式を”譲渡”することです。
譲渡したら、他の企業からその対価の金銭を受け取ります。

企業が解散したとき

投資した企業が解散を決定したら、企業は投資家に株式を交付して、企業の残余財産を投資家の株式数に応じで分配します。

事業が上手く行かなかったパターンなので、投資した金額より返ってくるお金が少なくなります。

企業が7年間存続したとき

投資した企業が「IPO」「M&A」「解散」せず7年経過すると「新株予約権」は失効します。

投資した金額が損失になります。

ただし、追加の資金を払込をすると、その企業の”株式”は取得できますが、その株式を売却するのが難しいので追加資金を払い込んでも損失が拡大する可能性が高いです。

「権利行使」しても必ず得はしない

権利を行使しても必ず得をするか分かりません。「IPO」や「M&A」をしても損失が出る可能性があります。

例えばIPOの場合)

STEP
ファンドに投資する

10万円で100株のコースに投資する

STEP
株式を取得する

100株取得する

STEP
投資した企業が「IPO」で株式上場する

株式上場し「株式価格」が900円だったとする

STEP
持っている株式を売却する

株価900円×100株=90,000円

STEP
投資結果がマイナス

10万円投資で9万円のリターンなので、1万円マイナスとなる。

*もちろん「株価」が上がるまで余裕して1000円以上の株価で売れればリターンはプラスになる。

M&Aでも同様です。買収する企業が1株900円で買い取ると▲1万円です。

もらえる株の「株価」と「株式数」

そもそも出資して新株予約権を得た時点で、もらえる「株式数」と「株価」は決まっていません。
たとえば20万円投資しても、それが100株なのか1000株なのか分かりません。

FUNDDINO 新株予約権

決まるタイミングは、「企業が「新株予約権」で資金調達した以降で「株式発行」で1億以上の資金調達したタイミング」です。

要するに・・・

ファンディーノで投資をして「新株予約権」をゲット。

その企業が数年後、事業を大きくするために再度、資金調達を行う。それが初めて1億円以上の資金調達をおこなうタイミングで決まる。

企業が1億円以上の資金調達をしない限り「株式数」と「株価」が決まらないということです。

ちなみに「株式数」と「株価」が決まっただけで、投資家の株式をまだ持っていない状態です。

新株予約権のメリット

  • M&Aしたときの優先分配が普通株より高い
  • 株主が増えない

企業がM&Aされたときに、買収金額は金融機関や優先株に次いで分配されます。普通株より優先的に分配金が受けれます。

新株予約権は株式を出資者に渡さないので、株主数が増えません。企業がさらに資金調達する時しやすくなるので、事業が大きくなる足枷がなくなります。

投資家は事業が大きくなって「IPO」や「M&A」される方がメリットがあるので、株主が増えないのはプラス要因です。

新株予約権のデメリット

  • すべてのパターンで損失の可能性がある
  • 配当はもらえない
  • 株主総会に出席できない

解散や存続したら損失が確定ですが、IPOや M&Aでも投資額より低い評価を受けると損失が出ます。

現状、ファンディーノで配当を実施ている企業はありませんが、もしあったとしても配当はもらえません。持っているのは”新株予約権”であって”株式”ではないからです。

株主ではないので株主総会に出席することはできません。

(まとめ)こんな人はファンディーノの新株予約権がオススメ

ファンディーノの新株予約権の最大のメリットは「優先分配が普通株式より高い」ということです。

  • 企業の価値があがれば普通株と同じ利益が得られる
  • 企業の価値が下がれば普通株とより損失が抑えられる


配当がもらえない、株主総会に出れないデメリットがありますが、損失を押さえられるというメリットがあります。

損失を押さえる金銭的なメリットを重視したい人は新株予約権の案件がオススメです。

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この記事を書いた人

普通のサラリーマン。だが投資額は1,000万円を超えている。

投資でお金を増やすことに興味はあるが、常にチャートや
売買取引をするのが面倒なので「ほったらかし投資」を実践

年間で数十万の利益は出している。

投資経験のない初心者や、経験はあるがガッツリやったことの
ない初級者向けに「ほったらかし投資」のやり方と実績を公開

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