全世界株式に投資しようとして、「emaxisslim全世界株式(通称:オルカン」と「全世界株式インデックス・ファンド(通称:雪だるま)」、どっちが良いか悩んでませんか?
僕は「どっちも全世界やし何が違うねん。どっちにしたらいいんや」と思ってました。そんな悩みを解消すべく、両者の違いを調べてどちらが良いか結論を出してみました。
この記事では両者を比較してみて、それぞれの違いを探してみました。
どっちか悩んでる人に「どちらが良いか」ポイントを押さえて簡単に説明しています。
結論:「eMAXISslim 全世界株式投資」を買うことにした
結論:「eMAXIS Slim 全世界株式投資」の方が良いと判断しました。
理由は「総資産額」が大きいからです。総資産額以外の項目についても比較しましたが、特に大きな差がなく唯一の差が総資産額でした。
資産総額が大きい方が良い理由
- 多くの方が買って、資産も大きく増えているので安心
- 規模のメリットで、経費を抑えることができる
- 資産が少ないと十分な運用成績が上がらない
- 資産が多いと色んなところに分散できる
資産規模が大きく、多くの方が買ってるという安心感が優ってると思い選びました。
いろんなポイントで比較してみた
他にも各項目で両者を比較していますが、どっちが良いという結論に至る決め手はありませんでしたが比較結果を説明します。
どれだけの銘柄に分散投資できているか
「分散投資」は投資先を分けることで1箇所で大きな暴落があっても、他でカバーするため重要なポイントです。
分散度合いはこうなってます。
差はありますが、これは気にしなくて大丈夫です。なぜなら分散投資は多ければ良いというわけではありません。分散投資はある一定数以上に分散すると効果がそんなに変わらないと言われています。
下は「クラウドクレジット」の公式ページに「30に分散しようが、300に分散しようが効果があまり変わらない」と書かれています。

そう考えると「オルカン」「雪だるま」とも十分な分散度合いだと考えてOKです。
経費率
「eMAXIS Slim 全世界株式投資」も「雪だるま」も保有しているだけで「経費」が取られてます。経費率は低い方が支払うコストが少なく、利益率があがります。
経費率
経費率
両者ともほぼ同じくらいの「経費率」でした。
一般的に「オルカン」や「雪だるま」のような「インデックスファンド」は経費率が平均で「0.1%〜0.5%」と言われています。
平均と比べても「経費率は安い部類」にはいります。
パフォーマンス
「eMAXIS Slim 全世界株式投資」「雪だるま」のパフォーマンスを比較してみます。

上昇率
若干の差はあるもののほぼ同じくらいのパフォーマンスと考えてます。この差が出てるのは投資先が、雪だるまの方が分散されてパフォーマンスが低い株式が入っているためです。
でも、パフォーマンスが高い方がいいのでは?と思いますが、これはたまたまパフォーマンスが低い国が含まれて下がってますが、逆のパターンもありえます。
なので、これまでの結果としてオルカンが若干よかっただけで、この先を考えればどうなるかわかりません。
分配金
「オルカン」「雪だるま」とも分配金はしていませんでした。「分配金」目当てで購入される人も多いですが、個人的にない方がいいと考えています。
理由は分配金を再投資に回すと元本が増えるのでリターンが最大化できると考えています。もし「分配金」を出してしまうと総資産額が減ってリターンが落ちてしまいます。
下の表は「auカブコム証券」の記事です。2015年5月から「分配金あり」「分配金なし」の場合のシミュレーションです。5年で基準価額で1500円ほど差がつきます。

なので「分配金なし」がベストと考えています。
「オルカン」「雪だるま」どっちのまとめ
「オルカン」と「雪だるま」の比較をしてきました。
あくまでも個人の意見として「オルカン」が良いと判断しました。理由は「総資産額」が大きいので安心感、安定感がありリスクが少ないと判断。
10年以上の長期保有を考えているので「低リスク」が良いと考えています。
また大差ありませんが、パフォーマンスもこれまでは少し上です。なので僕は「オルカン」に投資しています。
ただ買い方として「半々」で買うのはアリだと考えています。もし今後のパフォーマンスにもっと差が出てきたとしたら、半々で買っていたらその恩恵も手にすることができます。
そういう買い方も検討してもOKです。
コメント