オルカンとS&P500どっちがいい?長所と短所をまとめて比較

オルカン S&P500 どっち

「オルカン」と「S&P500」どちらが良いか分からない。

「オルカン」と「S&P500」何を基準に選べば良いか悩みますよね。

「全世界の経済成長は確実」「アメリカの経済成長は衰えない」いろんな意見があります。

そこでこの記事では「オルカン」と「S&P500」で悩んでる人に「選ぶポイント」をお答えします。

目次

オルカン」と「S&P500」どっちを買う

どっちを購入しても問題ないです。

結論:「米国経済の成長」か「世界経済の成長」かどちらを選ぶかだけです。

僕は「オルカン」を買いました
理由は3つです

  • 全世界が分散投資になる
  • 「オルカン」の60%は米国株式が含まれている
  • 「新興国の成長」と「米国経済の成長」の恩恵を両方受け取れる

「オルカン」を選んで”損”するとき

オルカンを選んで損するときは、米国株が爆発的に伸びたとき、「オルカン」だとその恩恵が60%しか受けれないということ。

なので、損するという感じではないです。

オルカン」と「S&P500」の比較

「オルカン」と「S&P500」の内容を比較してみます。

eMAXISSlim 米国株式(S&P500)eMAXISSlim全世界株式
基準価格19,454円17,136円
純資産総額11,862.61億円5,071.56億円
投資先米国企業
マイクロソフト・アップルなど
アメリカ・イギリスなど先進23カ国
中国・南アフリカなど新興国27カ国
信託報酬(手数料)年率0.0968%年率0.1144%

この比較を踏まえた上で「オルカン」に投資した理由を解説していきます。

分散投資の強み

「投資先」を見ると分かりますが、オルカンは約50カ国に分散投資されてます。仮に米国経済の伸びが落ちると「S&P500」では、その影響をモロに受けます。

オルカンなら他国(新興国)の伸びでカバーすることが可能です。

下の画像は「分散投資」の効果について説明しています。投資件数(横軸)が多くなればリスク発生率(縦軸)が減っているのが分かります。

オルカン S&P500 どっち
出典:クラウドクレジット

損失を抑えるという意味で、分散投資は大切なのでオルカンの方が安心です。

組み入れている「構成割合」が絶妙

「オルカン」は世界各国に分散と言いながら、60%は米国株を含んでいます。その他40%が他の先進国や新興国に投資されています。


「米国の経済成長や世界一、投資資金が集まる株式市場」に主眼を置きつつ、「今後の伸び代も軽視せず新興国」も含まれている。

絶妙な割合だと思います。

米国の成長、新興国の成長。両方の恩恵を受けられる

これは米国株式の成長の恩恵を受けつつ、他国の成長の恩恵も受けれます。

  • 米国株が下落しても、他国の成長でカバー
  • 他国の成長がイマイチでも、米国株の上昇でカバー

メリットを受けつつも、「分散投資」でリスク対策もできているので超優秀です。

オルカンとS&P500の長所と短所をまとめ

僕はオルカンにしましたが、S&P500でも大丈夫です。米国経済が成長して株価が上がると大きな利益が得られます。

僕はオルカンにしましたが、S&P500でも大丈夫です。米国経済が
成長して株価が上がると大きな利益が得られます。

「オルカン」と「S&P500」の長所と短所をまとめて説明します。

S&P500」の良いポイント

大きな株価の上昇が見込める。

米国は経済市場、株式市場とも世界最大のマーケットで、投資マネーが集まります。

オルカン」の良いポイント

今後、人口増加で経済発展や株式市場に投資マネーが集まり成長が見込める

アフリカ諸国やアジアの国を含めた全世界が投資対象。これから伸びる新興国もたくさん含まれているので、長い目で見ると大きな成長が期待できる。

オルカンとS&P500の欠点

「オルカン」にしても「S&P500」にしても懸念点はあると考えています。

「S&P500」の欠点

S&P500米国市場がこれまでのような成長は確約されていない

米国市場は「政治」や「経済」で問題があると株価が影響を受けるのでリスクが残ります。また、ここ数十年アメリカの株式市場は右肩上がりでした。これが続くとは限りません

オルカンの欠点

新興国(アフリカ諸国やアジア)は人口増、経済発展は期待できるが政治が不安定でそれが株価に影響する。

>>オルカン(全世界インデックスファンド)の問題点を指摘する声がネットにたくさんありますが、とくに気にしなくていいと考えてます。ネットのアンチオルカンの声を集めて、内容を論破した記事はこちら。

手数料もチェックしておく

投資信託は手数料に注意が必要です。

下の画像は海外に投資する投資信託の手数料です。
海外株式は平均で「1.31%」最大で「2.38%」も取られます。


個人的に投資信託は手数料が高いので買ってませんが、この「オルカン」と「S&P500」は購入手数料なし、運用期間中の手数料「信託報酬」も平均より安いです。

なので気にしなくてOKです。(投資信託はおすすめできません。下の記事にその理由を説明しています。)

「オルカン」と「S&P500」どっちがいいか?のまとめ

結論:どちらでもOKです

・米国株の上昇の恩恵を100%受けたいなら「S&P500」を買う
・米国株を含めつつ、他国の伸びや米国の失速リスクを回避したいなら「オルカン」を買う。

いずれにしても、この2つ以外に安定的で手数料が安い投資信託はないので、どっちを買っても安定的に利益は出せると考えてます。

なので「オルカン」と「S&P500」に投資して安定的にリスク少なく利益を出しつつ、自分の興味のある「株式投資」や「ソーシャルレンディング」などに投資するのがベストな割合だと思います。

このブログ内でも紹介していますが、「投資」でまずまずの利益を上げています。そのやり方も公開しているので是非参考にしてください。

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この記事を書いた人

普通のサラリーマン。だが投資額は1,000万円を超えている。

投資でお金を増やすことに興味はあるが、常にチャートや
売買取引をするのが面倒なので「ほったらかし投資」を実践

年間で数十万の利益は出している。

投資経験のない初心者や、経験はあるがガッツリやったことの
ない初級者向けに「ほったらかし投資」のやり方と実績を公開

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