「ほったらかし投資」の外貨預金「やめとけ」と言われてもやるべき理由

・外貨預金で「ほったらかし」したらリスクある?
・ほったらかしで外貨預金は「やめとけ」と言われた。

外貨預金で円高の時に買って、放置して「円安」を待つ投資方法はリスクが少ない気がします。

でも、本当にリスクはないの?この記事ではそんな疑問にお答えしていきます。 

目次

長期で「ほったらかし投資」をするなら米ドルは低リスク

ほったらかし投資 外貨預金

  

外貨預金を考えてる人で「投資初心者」なら「米ドル」での外貨預金がオススメです。

でも「外貨預金」にはたくさんの外国通貨があります。

アメリカドル
ユーロ
カナダドル
オーストラリアドル(豪ドル)
ニュージーランドドル(NZドル)
英ポンド
香港ドル
シンガポールドル
南アフリカランド
ノルウェークローネ
中国人民元
トルコリラ
ブラジルレアル
※新生銀行の「外貨定期預金」の種類です。

13種類も外国通貨の外貨預金があり、利率は0.8%~5%(2023年4月12日現在)と様々です。

高利率の通貨を選びたいですが、お勧めしません。「投資初心者」なら「米ドル」一択です。それには理由があります

米ドルの外貨預金はなぜローリスク??

ドルは世界の基軸通貨です。もし買ったときより円高になってもいずれは元の水準に戻ります。

参考に読んでください(読み飛ばしてもOK!)
知ってますか?もし海外旅行に行くとき現地の通貨に両替しますが、実は円→ドル ドル→現地通貨という風に両替されているのです。直接円から現地通貨に換えてるわけではないのです。また貿易や金融取引なども米ドル建て(米ドルを使って)取引されます。なので米ドルの価格が急に高くなったりやすくなったりしないのです。

なぜならドルは安定を求められるので極端に売られてドル安になると為替介入されるから。


ごく簡単に説明すると日本は外国と貿易して物の売買をしています。

その決済にドルが使われるのですが、ドルのレートが上がったり下がったりすると、物価に影響するので日銀が為替介入してレートを安定させようとします。
例)輸入したリンゴが「1ドル120円」と「1ドル100円」では20円もリンゴの値段が高くなります。

なので10万円を1ドル100円で外貨預金すると1,000ドルですが、円高になり1ドル90円になると9万円でお金が目減りします。
でもいずれ1ドル100円に戻るので、時間は掛かるが安定しています。

だからローリスク


外貨預金(米ドル)ならローリスクで円預金より良い利息を得られます。

外貨預金の注意点(絶対にネット銀行を使う)

外貨預金をする際は為替手数料の安いネット銀行で取引しましょう。

為替手数料とは外貨預金を始めるさい、円→ドルに換えるときや、ドル→円に換えるとき両方に掛かってきます。
手数料はできるだけ安い方がいいので、外貨預金はネット銀行がオススメです。

メガバンクと為替手数料を比較してみます。

メガバンク手数料
ネット銀行手数料
  • みずほ40銭
  • 東京三菱25銭
  • 三井住友50銭
  • 新生銀行     7銭
  • MOあおぞらネット2銭
  • 住信SBIネット銀行4銭

  

100万円をレート100円でドルを購入した場合
1・ネット銀行  100万÷100.02=9,998ドル
2・メガバンク  100万÷100.50=9,950ドル

円からドルに換えるだけで48ドル手数料に差がでます。1ドル100円としたら4800円です。
   

銀行選びを間違えるだけで、これだけ余計なお金が必要です

結果、ネット銀行一択ですね。

時間に余裕のあるお金で運用する

ほったらかし投資 外貨預金

1年後に使う予定のあるお金など使用予定がある場合はやめましょう。理由があります。

為替はいつ戻るのかが予測できない

3ヶ月後なのか、1年後なのか、3年後なのか、それは誰にも予想はできません。

もし100万円をレート100.02円で購入し直後95円と円高になり。

1年後にその100万が必要となり95円で換金すると94万9810円でマイナスになります。

為替がもどるタイミングまで待てる余裕資金で外貨預金はしましょう。

為替差益で儲かる可能性もあり

円安になるとお金が増えて戻ってくる可能性があります。もちろん逆に円高になると損をする可能性があります。

でも、上に書いた通り「時間的余裕のある資金」で運用することによってリスク対応はできます。

外貨預金は初心者でもはじめやすくローリスクです。ネット銀行の口座を開設してすぐ始めましょう。
円で貯金・預金しても増えません外貨預金から始めてお金を増やしていきましょう。

新生銀行の「2週間満期外貨預金」ならリスクはさらに低く

為替レートが悪くなると戻るのを待つしかありませんが、これを回避する方法があります。

新生銀行の「2週間満期外貨預金」で外貨預金をすることです。

2週間で満期が来ますので大きな為替変動が起きる前に円に替えればリスクはかなり低減できます。

ほったらかし投資 外貨預金

「2週間満期外貨預金」なら継続も解約も2週間ごとに決めれる

新生銀行の「2週間満期外貨預金」は「自動継続」が標準設定になっていますので、2週間後に解約したければ新生銀行のホームページから簡単に「継続」に変更できます。

また2週間で満期が来ますが、基本的に「元利継続」と言って2週間経った時点でもらった利息を、次の2週間の運用の元金に組み込みます。

なので元金が少し増えた状態で2週間運用されるので、利息も少し増えることになります。長くつづければ「複利」の効果が効いてくるので、もらえる利息の額が増えていきます。

まとめ

「ほったらかし投資」の外貨預金について解説してきました。外貨預金をするうえで気を付けることは、為替レートが変動する為替リスクだけです。

初心者に向いている「ほったらかし投資」ですので、初めて投資するひとにオススメです。

新生銀行の口座開設+口座維持料は無料ですので、口座だけでも作っておけば円高になったタイミングで気軽に始めれます。

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この記事を書いた人

普通のサラリーマン。だが投資額は1,000万円を超えている。

投資でお金を増やすことに興味はあるが、常にチャートや
売買取引をするのが面倒なので「ほったらかし投資」を実践

年間で数十万の利益は出している。

投資経験のない初心者や、経験はあるがガッツリやったことの
ない初級者向けに「ほったらかし投資」のやり方と実績を公開

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