
株で失敗するどうなるか知りたい。
株で大損した悲惨な人の状況を聞いてみたい
「株で失敗するとどうなる?」「どんな投資をしたらそうなったのか?」株式投資を考えてる人は気になると思います。
そこでこの記事では「実際に失敗した人の体験談」と「失敗した人の共通点」を中心に紹介していきます。
「デイトレード」での失敗談
株で大損出しました。27歳 独身 男です。
現在資産が870万円ほどです。今年8月頃結婚を控えています。目標としては結婚までに1000万円貯めたいと思っておりました。
今年の1月までは資産930万円あり1ヶ月10万円程貯金ができていましたので、目標達成かなと思っておりました。手取り25万円ボーナスなしです。
しかしコロナ相場の影響を受けて大損を出してしまいました。
投資の内容としては200万円程の余裕資金で運用しておりましたが、コロナショックの影響により
底値で売り払った点-20万円
知識もないままETFに手を出し点-20万円
デイトレードをしてしまった点-40万円
により100万円近く損失を出してしまいました。デイトレードで損を出した点は正直辛いです。もうけに走ってしまった自分が愚かだと思います。
これからは残った100万円の余裕資金を配当、優待目当で、オリックス、KDDI他を長期保有で運用していく予定です。
Yahoo!知恵袋より
「信用取引」での失敗談
筆者が株の信用取引で大損したエピソードを紹介します。
結論からお伝えすると、手持ち資金の20万円を数日で失う大損をしてしまい、借金を抱えてしまいました。
株の信用取引とは、投資資金を担保として手持ち資金より大きな金額の取引ができる投資方法です。通常の株式取引とは違い、ハイリスク・ハイリターンな取引が魅力の投資方法です。
信用取引の中でも「日経225」という日本の上場企業から算出される指標を売買する株式投資を行っていました。
この投資で大損した原因は、当時会社員だった自分の身の丈に合わない投資だったことが主な原因だと考えています。
なぜなら、「日経225」は基本的に平日の昼間に値動きする投資であり、昼間に取引できない投資家は明らかに不利な状況となるからです。
サラリーマンとして働いていた筆者は、勤務中の限られた休憩時間を使って何度も無理な取引をしてしまいました。
その結果、たった数日で20万円以上の資産を失うことになってしまいました。
また、損した投資資金には借金も含まれていたため、その後の生活は悲惨な状況となってしまいました。
【体験談】株で大損し借金までした悲惨なエピソード。大損から学ぶ原因と対策
株で大損する原因



株で失敗した体験談を2つには4つの原因があります。
ハイリスクな「信用取引」に手を出す
信用取引とは
かんたんに言うと預けた資金の金額以上の取引ができる方法。
預けた資金の約3倍の取引ができるため、少ない元手でも大きな利益を出すことができます。


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反対に失敗すると損失が大きくなります
損失が一定以上になると「追加証拠金」という保証金を口座に入金しないと自動的に売却されてしまいます。
信用取引はハイリスク・ハイリターンで、プロの投資家でも難しいものです。興味があり挑戦するなら損失が出てもOKな少額でしてください。
取引に明確なルールがない



価格が下がっても”また戻るのでは?”と期待してしまう。
株の投資では「損切り」や「利益確定」のタイミングが重要。あいまいな理由や感情で決めてしまうと危険です。
たとえば、株式投資で購入価格から15%下がったら売却する


利益が出れば少額でも簡単に確定できるのですが、損切りは少額でもなかなか決断できないです。「いづれ戻る」そう考えて大損になってしまうことはよくあります。
集中的な投資をしてしまう


一つの銘柄へ集中的に投資してしまうと、株価が下がった時の損失が大きくなってしまいます。
これから上がるだろうと自信のある株でも、集中的に買うのはリスクが高いです。
分散投資になるように他の株にも投資しましょう。
「ナンピン」買いしてしまう



購入回数を増やして平均取得価格を下げるやり方は損失を増やす可能性もあるので注意が必要!


ナンピン買いとは
持っている株の価格が下がったタイミングでその株を更に買い足すやり方です。
これにより、所持している株の平均価格を下げることができます。そのため、価格が元に戻った時にはより多い利益を得ることが出来ます。
一方、下落が続くと損が大幅に増えてしまいます。
ナンピン買いはうまく使えば資産を増やせますが、初心者には難しい方法です。
「株で大損」しないためにしてはいけないこと3つ
株で大損しないために「3つ」してはダメなことがあります。
信用取引はしない
信用取引は元手資金以上の取引が出来るため、成功すれば大きな利益が出ますが、失敗すれば返済できないほどの大損になることもあります。
現物取引だけにしておけば損失は元手資金以上は膨らまず大損は避けることはできます。
取引の明確なルールを決める
株で大損する大きな原因は、感情的な判断をしてしまうことです。
感情的な運用にならないためには明確なルールが必要です。
特に損切りのルールが大事です。「株価が10%下がったら損きりする」などのように数字として明確にしておきましょう。
そして感情的な判断をせず、徹底的にルールに沿って取引ができるように少額から練習していくことが大事です。
主な「損切りルール」
”値幅”での損切りルール
値幅で損切りの基準を決めます。購入価格から100円下がったら売却する。
”損失額”での損切りルール
”損失額”で損切りの基準を決めます。1万円損失が出たら売却する。
”パーセント”での損切りルール
”割合”で損切りの基準を決めます。20%下がったら売却する。
僕はパーセントで決めて損切りしていました。20%を基準値にしていました。
分散投資をこころがける(株式以外にも投資をする)
投資先・投資方法を絞らず、複数の方法を組み合わせてリスク分散をさせることが大事です。
株で損失が出ても、不動産投資や投資信託など他の投資先が順調であれば損失も少なく済みます。
儲けることばかりに目を向けるのではなく、上手くいかないときの危機管理をすることも資産を増やしていくためには重要です。
投資信託は馴染みのある投資商品ですが、ネットで調べると「投資信託はおすすめしない」と出てきます。
これには色々と理由があるので別記事で分かりやすく解説しています。
>>「投資信託はおすすめしない」そう言われる理由。投資する前に知らないと損をする。
「株で大損」まとめ
投資は上手くいくことばかりではなく、損失が出ることも必ずあります。
特に大損を出してしまう原因は以下の4つです。
- ハイリスクな信用取引に手を出す
- 取引の明確なルールがない
- 集中的な投資をしてしまう
- ナンピン買いしてしまう
損失が出た時の対策を何もしていなければ、一回の失敗で多額な損失を出してしまいます。
株で大損をしないためには以下3つのことに注意しましょう。
- 信用取引はしない
- 取引の明確なルールを決める
- 分散投資をこころがける
リスク管理が出来てこそ、確実に資産を増やしていくことができます。
様々な投資方法を少額から試して自分に合った投資方法を学んでいきましょう。
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